青山学院大学2年生で注目選手の飯田翔大さんを知っていますか?
どのような選手で、どのような成長をしてきたのか気になる方も多いのではないでしょうか?
この記事では
- 飯田翔大のプロフィール
- 飯田翔大出身中・高校は?陸上を始めるきっかけは?
- 飯田翔大が青山学院大学を選んだ理由と大学での成長
- 飯田翔大は箱根駅伝に出場する?起用の可能性と区間適正
についてお伝えしていきます。
飯田翔大(青学)はどんな選手?プロフィールと特徴を紹介
飯田翔大さんのプロフィールはこちらです。
| 氏 名 | 飯田 翔大(いいだ かいと) |
| 生年月日 | 2005年6月11日 |
| 出身地 | 熊本県 |
| 所属 | 青山学院大学 社会情報学部 社会情報学科 |
飯田翔大さんは自身のSNSで、急速進行型脱毛症であることを公表しました。
しかし、飯田翔大さんは自分自身のことを「日常生活から心の状態に左右されやすい性格」と分析していますが、それでも公表に踏み切ったのです。
なぜ、公表したのかその理由は、飯田翔大さんが陸上競技をする上で大切にしている「恩送り」という言葉に後押しされたためと語っています。
飯田翔大さんは、この「恩送り」という言葉について次のように思いを語っています。
この言葉は、自分が受けた恩を、別の人や次の世代へとつないでいくことを意味します。・・・今は青山学院大学の一部員として走らせてもらっている自分が、今度は夢や感動を届ける番だと感じ、公表することを決断しました
引用:月刊陸上競技
このコメントから陸上を通して受けた恩や、陸上に対する思いを大事にしていることがわかりますね。
また、繊細な性格でありながら自分自身をはっきりともった選手のように感じます。
飯田翔大(青学)の中学・高校はどこ?陸上を始めた時期と成長過程
飯田翔大さんの中学・高校の成長と陸上を始めた時期について見ていきたいと思います。
出身中学校と中学時代の陸上成績
飯田翔大さんの出身中学校は、熊本県苓北町にある苓北町立苓北中学校です。
飯田翔大さんは、中学校時代サッカー部に所属していましたが駅伝大会などに出場して好成績を収めています。
中学校時代の陸上成績はこちらです。
- 熊本県中学校総合体育大会1500m(2019年9月):4分34秒16【16位】
- 熊本県中学校駅伝(2020年11月):1区出走 12分12秒【区間7位】
陸上の本格的なトレーニングを受けていなかったのですが、サッカー部所属ながら走力を発揮し潜在能力の高さを感じますね。
青山学院には飯田翔大さんのように中学校時代は陸上以外の部活をしていた人もいます。
飯田翔大さんの1学年先輩にあたる平松享祐さんもそのひとりです。
青山学院大学、平松享祐の記事はこちら↓↓

出身高校と陸上を始めたきっかけ
飯田翔大さんの出身高校は、鹿児島県出水市にある出水中央高等学校です。
高校入学から陸上部に所属し、陸上人生をスタートさせます。
陸上を始めるきっかけはなんだったのでしょうか?
飯田翔大さんの陸上を始めたきっかけは、青学への憧れです。
テレビで青山学院大学が箱根駅伝4連覇(2015年〜2018年)を達成したのを見て「青学のユニフォームを着て箱根を走りたいな」と思ったのが陸上を始めるきっかけになったのです。
病気を公表した時にも次のように述べています。
青学へのあこがれをきっかけに陸上を始め、今は青山学院大学の一部員として走らせてもらっている自分が、今度は夢や感動を届ける番だと感じ、公表することを決断しました
引用:月刊陸上競技
この言葉から、陸上を始めたきっかけと青学で走る思いがわかりますね。
高校時代の陸上成績と成長
飯田翔大さんの高校時代の陸上成績を見ていきたいと思います。
まずは高校1年生の陸上成績になります。
- 鹿児島県高校総体800m(2021年5月):2分03秒16【3位】
- 鹿児島県高校総体1500m(2021年5月):4分09秒01【1位】
- 全国高校駅伝(2021年12月):7区出走 14分43秒【区間11位】
陸上を本格的にスタートして1ヶ月ほどで優勝しています。
続いて高校2年生での陸上成績です。
- 全国高校総体5000m(2022年8月):14分56秒10【12位】
- 鹿児島県高校新人陸上競技大会5000m(2022年9月):15分02秒23【1位】
- 全国高校駅伝(2022年12月):7区出走 14分51秒【区間14位】
高校2年生から出場競技の距離を5000mに伸ばし始めています。
また、全国高校駅伝の結果を見ると記録的に伸び悩んでいる時期に感じますね。
そして、高校ラストイヤーとなる3年生の陸上成績はこちらです。
- 春の高校伊那駅伝(2023年3月):1区出走 22分54秒【区間1位】
- 出水中央高記録会5000m(2023年4月):14分33秒75【1位】※自己ベスト更新
- 日体大記録会5000m(2023年4月):13分57秒62【6位】
- 全国高校総体5000m(2023年8月):13分58秒06【全国9位】
- 国民体育大会5000m(2023年10月):14分00秒21【3位】
- 第6回NITTAIDAI Challenge Games 5000m(2023年11月):13分34秒20【4位】※高校歴代4位(当時)
高校3年生になると、当時の高校歴代4位のタイムを出すなど、全国トップクラスの選手に成長したことがわかります。
飯田翔大(青学)が青山学院大学を選んだ理由と大学での成長
飯田翔大さんが青山学院大学を選んだ理由はなんだったのでしょうか。
また、青山学院大学での成長についても調べて行きたいと思います。
青山学院大学への憧れ
飯田翔大さんが青山学院大学を選んだ理由は、青学のユニフォームを着て箱根駅伝を走りたいという目標と憧れがあったからだと思います。
飯田翔大さんが陸上を始めたきっかけについて話をしましたが、そこで話したとおり青学の箱根駅伝が陸上人生のスタートであり、目標あるいは通過点と考えているのではないでしょうか。
また、入寮式では「駅伝男に憧れているので駅伝男になれるように頑張りたいです」といっています。
このことから、青山学院大学で「駅伝男」になることを目指していることがわかりますね。
大学での成長〜我慢の1年
飯田翔大さんは、青山学院大学で飛躍的な成長を遂げています。
その成長の影には、我慢の1年がありました。
高校時代の実績にかかわらず、大学1年目は基礎体力とフィジカルの強化に専念するため、じっくりとトレーニングを積む期間にしたのです。
そのトレーニングの成果により大学2年生では、全日本大学駅伝(2025年11月)で6区を出走し区間賞(タイム:37分20秒)を獲得します。
高校時代の活躍に慢心することなく、次のステージに上がるための努力を怠らない凄さを感じますね。
飯田翔大(青学)は箱根駅伝に出場する?起用の可能性と区間適性
飯田翔大さんは、2026年箱根駅伝のエントリーメンバーに正式登録されています。
また、全日本大学駅伝の実績から起用される可能性は十分にあると思われます。
出走する区間として有力候補は、3区が挙げられているようです。
理由は、スピードとスタミナを両立する飯田翔大さんに最適な区間だからです。
また、青山学院大学の戦略として、2区でエースの黒田朝日さんがトップにでて3区、4区でリードを広げる重要な役割を担うのではないかと分析されています。
飯田翔大さんは、壮行会で希望区間について「1〜5区」と言っていますが、原監督はどのような采配をするのでしょうか。
飯田翔大さんがどこを走るのか楽しみですね。
まとめ
この記事では
- 飯田翔大のプロフィール
- 飯田翔大の中・高校の陸上成績と陸上を始めたきっかけが青学であること
- 飯田翔大が青山学院大学を選んだ理由と大学での成長
- 飯田翔大が箱根駅伝で走る区間予想と適正
についてお伝えいたしました。
駅伝男を目指している飯田翔大さんが、どのような走りで憧れの駅伝男となるのか目が離せませんね。

